明石市視察 あつい!本気の!子ども施策


3日目は、 明石市の子ども施策について、視察してきました。
子どもを核としたまちづくりで明石市は人口(特に子育て世代)が7年連続して増加、出生率・出生数も回復し税収が6億円アップしたそうです。

明石市こども総合支援条例を制定の背景、経緯について伺いました。
担当課からは、現在市長がリーダーシップをとって行っているさまざまな子どもの施策を、市長交代後も継続できるようにと条例制定に至ったとの説明がありました。

明石市の子どもを核としたまちづくりでは、子どもは1人では生きられないことから、全ての子どもを対象にしています。保育料や医療費の補助に所得の制限をかけないのは、あくまでも子ども本人が対象だからとのこと。児童福祉費はここ10年間、毎年10%ずつ増えているそうです。

弁護士資格を持つ職員が約10人いるそうです。条例の制定や児童相談所での細やかな対応に当たっています。あれもこれもできることはやる❗明石市の本気を感じました。

2018年に中核市になり、保健所や児童相談所などを設置しています。ピンポイントで課題を解決するためにチームが立ち上がるため、職員は頻繁に異動があるそうです。スピーディーな対応ができる、専念できると、今では職員にも好評なようでした。

他にも、児童相談所と連携したこども相談ダイヤル(365日24時間)の開設など、条例が制定されたことで新しく始まった施策の紹介がありました。

明石市こども総合支援条例のお話しのあとは、パピオスあかしをじっくり視察する予定でしたが、時間が足りず(たくさん質問しちゃいました)、ささっとまわりました。
子どももおとなもたくさんいてとても賑わってました。「こどもを核としたまちづくり」が言葉だけでなく、実態をもつとこんな形になるのだなと思いました。それにしても時間がなかったのでまた訪れる機会を作りたいです。