子どもたちの未来を拓く
小学生のとき水俣病のことを知りました。「大きくなれないよ」と魚を食べさせたという、ある母親の後悔のエピソードが今でも心に突き刺さっています。東日本大震災の原発事故でわかったのは安全だと言われていたものが安全でなかったということ。一番怖いのは、有害な物質が目に見えなくて、私たちにはわからないということです。いのちをつないでいくことすら危ぶまれるようなこの状況は、今を生きる大人全体の責任だと思います。
豊かな緑と元気に遊ぶ子どもの姿が多くみられるところ、市民活動が盛んなところ――そんな小平を私はとても素敵なまちだと思っています。
小平の農地や緑を大切にし、地場の農産物の活用を広げ、いのちの大切さが実感できるまちをつくっていきます。