会派視察④~電力の地産地消を目指す みやま市

2016年4月3日 20時09分 | カテゴリー: エネルギー, 活動報告

みやま市役所でお話をうかがいました

みやま市役所でお話をうかがいました

みやま市は2007年3つの町が合併してできた新しい市です。人口約4万人、面積105.21㎢、2011年3月11日の福島原発事故による再生エネルギーへの関心の高まりとあわせ、人口の減少対策と地域の経済活性のために電力会社を設立しました。平坦な地形と日照量の多さが太陽光発電には向いているとのこと。市街化調整地域で建物が建てられない三池炭鉱跡地や民間の土地に市所有のメガソーラーを設置し、全世帯の約10パーセントの家庭に設置されたソーラーパネルでの発電もあわせ、みやまスマートエネルギー株式会社を通して電力の地産地消を目指しています。現在晴れた日の昼間ならみやま市全体の電力を100%カバーできるだけの発電量があるそうです。雨の日や夜のバックアップとして九州電力とも契約しています。

みやまスマートエネルギー株式会社のショールーム。市役所の隣にあります。

みやまスマートエネルギー株式会社のショールーム。市役所の隣にあります。

2018年を目標に、市内で出た生ごみやし尿をバイオマス利用し、液肥を作った後発生したメタンを発酵して発電する設備が整えられる予定だそうです。こちらは地産地消というより地域内循環でしょうか。
4月からの電力一般小売は2,000世帯を募り始めるそうです。価格競争に対応していくために家庭からスマートメーターで送られる電力使用状況を利用した市民サービスを展開する予定です。高齢者見守りとして、安否状況が別居の家族や提携先に伝えられます。災害などの時、市からの情報を受け取ったりwebで市内の各店舗から買い物ができたりとみやま市オリジナルのサービスが展開される予定です。Ipadの使い方教室も開かれるそうです。
小平にメガソーラーはありませんが、小平ソーラーという市民発電所があります。公共施設の屋根の上もソーラーパネルを乗せていますし家庭へのパネル設置の補助もあります。省エネをはじめとして今後一層の推進と、無くなってしまった太陽熱温水器の補助を再開するなどもう少し頑張れば、家庭向け小売りは無理でも公共施設の電力は地産地消で賄うなんてことができるかもしれません。今後研究していきます。