生活文教委員会視察報告② 放課後子ども教室

放課後子ども教室の写真が展示してありました。

 10月22日 大分県由布市狭間地区放課後子ども教室の視察をしました。
 子どもたちが安心していられる居場所づくりを目指し、2004年挟間中学校区でNPOはさま未来クラブと市の協同事業により、はさま地域放課後子ども教室「学楽多塾」が立ち上がりました。
 事業としては、学びの教室、茶道、習字、料理、漫画などの教室があります。「塾」ということで、先生としての資質も大切で、きちんと教える、子どもたちとのコミュニケーション、適切な態度をとることなどを心がけてすすめています。
 学楽多塾が始まって12年、当初から多くの子どもたちが参加しています。初めの頃は、参加の親も子も挨拶しない、教室の準備をしない、終わっても片づけない、親から教育しなければ・・と、指導者からの問題点指摘が多かったそうです。

併設の図書館に本の福袋!絵本、児童書、一般向けそれぞれ5冊入ってます。

 そこで高学年が低学年の面倒をみる縦割り班を基本にし、未来クラブの運営員がサポートに入り片づけなどの指導も根気強く続けていったところ、今では高学年の自主的な手伝いもあり、スムーズに活動が進むようになったそうです。親の側も教室の準備をするようになったり、教室の外でも挨拶を交わすようになったりと良い関係を築くことができているようです。
 地域の子どもは地域で育てる・・通いやすい学校や公民館を使って教室を開き、地域のもてる力を子どもたちの育成や大人の輝く拠点になり、子育て支援の輪に繋がるとしています。

 

お話を聞いているところです

 小平にも放課後子ども教室の事業がありますが地域のかかわり方には差があります。今後さらにすすめていくために必要なサポートを市に求めていきます。